2023年大河ドラマ「どうする家康」の舞台のひとつに浜松市が取り上げられ、連日多くの観光客で賑わっております。大河ドラマ館のみならず、まちなかの魅力をさらに発信し、多くの観光客の方に回遊していただくことを目的に、本学浜松キャンパス経営学部経営学科村瀬慶紀ゼミナール（観光学専門）では、さまざまな産学連携活動を展開してまいりました。

この度、学生がまちなかの魅力を取材し、学生の視点で特に観光客に知っていただきたい店舗を選定し、「Z世代が推す『浜松まちなかどすごいMAP』」として発信することになりました。

 

１．MAPの特徴：

「Z世代が推す『浜松まちなかどすごいMAP』」は、浜松大河ドラマ館を起点として、徒歩圏内で移動できるところに限定し、且つ大型商業施設やチェーン店ではない、まちなかの魅力的な店舗を対象としました。学生が全員でがまちなかを取材して、実際に試食をしたり、店主の方からお話を聞かせていただきながら、特に観光客に知っていただきたい12店舗を選定し、なるべく提供している商品やサービスが重複しないように考慮をいたしました。

デザインの表面は、細かい説明は一切省略し（遠州弁によるキーフレーズのみ）、QRコードで店舗の公式ホームページやSNSにアクセスできるようにしております。写真は、学生自身で撮影をしたり、店舗からご提供いただいたものを使用しております。

裏面は、大河ドラマ館への来訪客が多く見込まれることから、徳川家康公ゆかりの地の場所も掲載し、浜松のまちなかの位置をわかりやすく把握できるように工夫しております。

浜松に少しでも親しみを持っていただくために、遠州弁を用いた表現を用いております。

 

2.　配架時期、部数及び場所：

現在（5月24日時点）、浜松大河ドラマ館隣接のインフォメーション（出世パーク内）、掲載店舗に合計1000部限定で配架をしております。

今後は、イベントに合わせても配架する予定です。好評であれば、増刷し対応をさせていただきます。

 

＜参考＞：大学及びゼミナールの概要紹介

□常葉大学経営学部

経営学全般にわたる基礎理論をしっかりと身につけた新たなリーダーの育成を本学部の使命としています。経営の仕組みを「経営」「会計」「情報」「経済」の4つの視点から深め、ビジネスシーンに対応できる力を磨きます。県庁所在地の商業都市として発展した静岡市の静岡草薙キャンパス、ものづくりのまちとして発展し続けた浜松市の浜松キャンパスの２キャンパス体制で教育研究活動を展開しております。それぞれが地域の特性を活かし、伝統的な学科の強みとして力を入れてきた専門科目を入学時にキャンパスを選んで学ぶことができます。また、共同研究などの学術交流も活発に行っています。

村瀬ゼミナールでは、浜松キャンパスの学生で活動しており、これまで天竜浜名湖鉄道イベントツアー、2020東京パラアスリートの方々に浜松市の魅力を音で紹介する動画製作等を行ってまいりました。昨年度は、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせて、地元の草木染め工房の方とコラボレーション商品の開発や、老舗着物店の方と甲冑や着物体験のイベント運営に取り組んでまいりました。

 

※本プロジェクトは、本学で実施している「とこは未来塾 –TU can Project」に採択された事業です。

 

【お問い合わせ】

浜松キャンパス経営学部担当教員　村瀬　慶紀

053（428）6731（直通）

ymurase@hm.tokoha-u.ac.jp（メールアドレス）